原発性アルドステロン症とは 二次性高血圧 腎血管性高血圧 褐色細胞腫 クッシング症候群
二次性高血圧
高血圧症の9割は,原因のはっきりしない本態性高血圧症ですが,1割弱の方は,何らかの原因があって発生した二次性高血圧症です。二次性高血圧症の大部分はホルモンの異常分泌によるもので,腎血管性高血圧・原発性アルドステロン症・甲状腺機能亢進症・褐色細胞腫・クッシング症候群などがあります。腎血管性高血圧症というのは,腎臓に血液を与える血管が細くなり,血の流れが悪くなった腎臓からレニンという血圧を上げるホルモンが出る病態です。原発性アルドステロン症というのは,副腎という臓器からアルドステロンという血圧を上げるホルモンが出る病気です。最近の研究で決してまれな病気ではないことがわかり,注目されています。
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