直接撮影とは 間接撮影 球面反射鏡
直接撮影と間接撮影で何が違うの
レントゲン撮影には,直接撮影と間接撮影があります。直接撮影は,ほぼ等身大の画像を得ることができ,通常の診療ではこの撮影法を使います。これに対し,間接撮影は,球面反射鏡を使って小さな像を作り,長巻きロールフィルムに感光させます。通常10cm ×10cm の小さな画像を作ります。画像は小さいですが,コントラストや分解能は優れており,直接撮影に比し,診断能力はそれほど劣りません。直接撮影より安価ですので,通常の集団健康診断に使います。被爆量は直接撮影よりやや大きいですが問題となるほどではありません。最近は,これらの撮影に加え,デジタル化した撮影も普及してきました。
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