蛋白質とは 総蛋白 TP 免疫グロブリンとは

蛋白質とは何ですか

 体は,主に蛋白質・糖・脂質よりできています。人体には種々の蛋白質が存在し,血清中に含まれる100種類以上ある蛋白成分の総量が総蛋白(TP)です。正常値(基準値)は6.5〜8.0g/dlです。血清蛋白には,生体防御に働く抗体(免疫グロブリン)や補体,水に溶けにくい物質(栄養物・老廃物・金属イオン・ホルモン等)の輸送を担当する蛋白,炎症などで上昇する蛋白,細胞を保護する外被蛋白,細胞外基質と呼ばれる蛋白など様々なものが含まれます。

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