小球性貧血とは 正球性貧血 大球性貧血 再生不良性貧血 巨赤芽球性貧血

貧血にはどんな種類があるの

 貧血の原因を考える上で,赤血球の大きさの変化を見ることは,重要な意味を持っています。
 赤血球の大きさが小さい小球性貧血には,鉄欠乏性貧血・慢性炎症(関節リウマチなど)にともなう二次性貧血があります。
 赤血球の大きさが基準範囲の正球性貧血には,溶血性貧血・急性出血後の貧血・再生不良性貧血・内分泌性貧血・腎性貧血・骨髄異形成症候群・白血病・悪性腫瘍や感染症にともなう二次性貧血があります。
 赤血球の大きさが大きい大球性貧血には,巨赤芽球性貧血・肝疾患などがあります。甲状腺機能低下症の貧血も時に大球性となります。

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