肝臓 胆嚢 膵臓 腎臓 脾臓 血管 骨盤内臓器

腹部エコーで何がみえる

 超音波は,気体中は伝わりにくく,液体,固体中はよく伝わるという性質を持っています。そのため,肝臓・胆嚢・膵臓・腎臓・脾臓・血管などはよくみることができますが,胃や腸のように内腔に空気が存在する器官は十分な情報を得ることができません。また,膵臓のように臓器そのものは本来観察しやすい物でも,その前方に胃の空気があると,検査の邪魔をすることがあります。子宮,卵巣,膀胱等の骨盤内臓器もよく観察できる器官であり,特に膀胱に尿をためておくと超音波の通りがよく,鮮明な像を得ることができます。

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