単純性肥満 症候性肥満 皮下脂肪型肥満 洋ナシ型肥満 内臓脂肪型肥満とは リンゴ型肥満
肥満の分類
肥満は単純性肥満と症候性肥満に大別されます。単純性肥満は基礎に病気のない肥満を言います。症候性肥満は,基礎疾患があり,それによって二次的に起こってくる肥満を言います。基礎疾患として,2型糖尿病・甲状腺機能低下症・クッシング症候群・インスリノーマ・多嚢胞性卵巣症候群等のように内分泌の異常(ホルモンの異常)に起因するものが多いですが,視床下部の異常,遺伝子の異常や,薬剤の服用によるものもあります。
また,脂肪のつく場所により皮下脂肪型肥満(洋ナシ型肥満)と内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)に分けられます。皮下脂肪型は文字通り皮膚の下につき,尻・太ももに脂肪がつく下半身肥満と言われるタイプで女性に多くみられます。内臓脂肪型は腹部の内臓のまわりにつき,上半身に脂肪がつくビヤ樽タイプで男性や更年期以降の女性に多くみられます。
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